あの人は、自分が憧れる仕事してていいな〜
友達の恋人が優しいみたいで、羨ましい〜
あの人みたいに、社交的に振る舞うことができたらなぁ
こんにちは、はねです。羨ましい気持ちや嫉妬心は、誰でも抱く感情です。その気持ちをプラスに活かすか、飲み込まれるかによって、だいぶ心の状態は変わってきます。
この記事では、嫉妬心や羨ましいと感じてしまう気持ちとの向き合い方をご紹介します。たびたびやってくるこの感情とうまく付き合う方法が見えてきます。自分なりの付き合い方を探ってみましょう!
まずは、どんな時に羨ましいと思ったり、嫉妬が出てくるのかみていきましょう。自分にはどれが当てはまるかチェックしながらご覧くださいね。
- 仕事で成功している人を見た
- 同僚が自分よりも評価されていた
- 憧れの職業に就いている人に会った
仕事は自分の能力を「賃金」や「収入」という評価によって、わかりやすくランク付けされてしまう傾向が高いです。一番目に見えてしまう要素であるため、いやでも他者と比較しがちになります。
- 友人に恋人ができた
- 友人が結婚したと聞いて、素直に喜べない
- 友人に子供ができた
身近な友人に、ある時を堺に大事な人が現れた時も、羨ましいや嫉妬心がわかりやすく出やすい状況です。この場合、寂しい気持ちからこういった感情が湧きでる場合もあります。
- 明るく、話しやすい人
- 交友関係が広い人
- 立ち回り方がうまい人
ご自身が内向的であれば、余計に意識してしまうのではないでしょうか。正反対だからこそ、相手がキラキラ輝いて見えます。特にHSP気質の方は、うまく打ち解けられない自分と比較してしまう傾向があります。
私自身も、羨ましさや嫉妬心と何度も向き合っています
以前、読んだ本にこんなことが書かれていました。
嫉妬は怒りであり、原因は相手ではない。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
認めてもらえないという自分自身の承認欲求の不満である。
草薙龍瞬(著)
まさに、その通りだなと感じました。自分にはないものを相手が持っていることに、「怒り」を抱いていたのだと気づくことができると、冷静になれます。
なぜなら、怒りを抱いていても、何も変わらないからです。自分も相手のように、認められるには、どうしたらいいのか?と考えることが大切だと気づきました。
小さい子供をイメージするといいかもしれません。ないものねだりをしている自分をイメージし、その自分に何と声をかけますか?
もう何年の前で、失礼ながらお名前も忘れてしまったのですが、とある講演会でこんな話を聞いたことがあります。
ライバルがいるから、嫉妬も生まれる。
そこで貴方が、「相手はすごい人だから」と羨んで諦めるか、
「相手に負けたくない」と思うかでその後の人生は変わります。
この話を聞いて、いつも他人を羨んでいて、何も変わっていない現実に気が付きました。
相手への嫉妬心を利用して、自分を鼓舞するエネルギーへ変えるというマインドに変換した方が、何倍もよかったのです。この方法は、自分を成長へと導くスイッチ思考として、かなり有効な手法です。
羨ましい気持ちや嫉妬心とは、どういう状態なのか3つに絞りました。また、それに気づいたらやってみて欲しいことを併せてご紹介します。
承認欲求を満たすため、自分が認められるには、何をすればいいか?見つめ直す時間が大切です。
まずは、紙に書き出して、頭の中を整理してみましょう。自分は何に対して不満なのか整理します。自分が理想とする姿に近づくようにするためには、どんな方法があるのか考えてみます。
ただ、ここでひとつ注意が必要です。承認欲求が強いと、「かまってちゃん」にとらえられる可能性もあります。「他者から褒められたい」、「尊敬されたい」などという理由では、他者の評価に依存しています。このようになってしまう原因は、自己肯定感が低く、どうしても他人の目が気になっている状態だからです。
この場合、自己肯定感を高めることから始めてみましょう。小さな目標を立て、それをクリアしていき、達成感を得ることで効果が期待できます。
承認欲求は悪いことばかりではなく、プラスへ転じることができれば、とても大きな原動力に変わります
自分に自信がないことから、羨ましいと思うことはありませんか。怖くて挑戦できなかったり、傷つきたくないという心理が働いてるかもしれません。
経験を積めば、自信がつくと言われています。それは、コツコツと積み重ねる経験があるからこそ、自然と自信がつくように結びついているからです。「自分はこれだけやってきた」と思えるのが自信の正体です。
わかりやすいのは、アスリートですね。彼等は毎日、練習を積み重ね、試合に挑みます。
最初から自信がなくても大丈夫です。まずは、その経験を積むために、勇気を出して一歩、踏み出すことから始めてみませんか。
アスリートみたいにストイックな体育系はちょっと苦手だな…
そういう人のために、アドラー心理学の「勇気づけ」という技法も役立ちます。困難を克服する力のことで、自分を勇気づけるための心の持ち方を学ぶことができます。
アドラー心理学 人生を変える思考スイッチの切り替え方
八巻 秀(著)
アドラー心理学について、わかりやすく解説している本です。漫画やイラストが多めにあるので、読みやすいですよ。
他人が輝いて見えるため、その人と自分を比べてしまい、できていない自分にフォーカスしている状態ではありませんか?スポットライトは他人ではなく、自分自身に向けましょう。そして、自分の魅力を見つめ直すことが大事です。
自分の魅力と言われても…
自分の魅力がわからないという時は、好きなことをやってみましょう。
とことん没頭することで、目の前のやるべきことに夢中になります。自分はどんなことが好きなのかわかり、「これもできるなら、あれもやってみよう!」ということなどを自覚できるようになると、他人のことが気にならなくなるはずです。
それでも、どうしても他人が気になってしまうなぁ
他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べてみましょう。このマインドを続けると、「昨日より今日はこれができた!」という発見があります。習慣トラッカーを作るのも効果的です。
私も実際、習慣トラッカーを始めてから、昨日の自分との比較だけみるようになり、成長過程を視覚的に意識できるようになりました
誰でも、人を羨んだり、嫉妬したりします。ですが、いつまでも他人の人生を羨んでいても、心が疲弊するだけで、現実は何も変わらないのです。自分の人生は、自分で演出していくしかありません。
今あなたは、その感情と向き合おうと、ここまでご覧になっているのだと思います。この機会に、自分が成長できるチャンスに出会えたのですから、他人と比べることから卒業し、自分自身の成長へ意識を向けてみませんか。
まずは、他人と比べることは辞めて、自分は自分と割り切りましょう。他人の人生と自分の人生は、似ていることはあっても、全て一緒ではないのです。あなただけの人生にスポットライトを当てましょう。