環境が変わって、新たに人間関係築くのって大変だなぁ
これから、新しい環境でうまくやっていけるかな
人見知りするから、馴染めるだろうか
新しい環境になると、人間関係も一から構築しなくてはいけません。様々な不安が出てきますよね。
私もクラス替えや転職を重ねる度、新たに人間関係を築くことの大変さを体験しました。これまで幾度となく、人間関係を一から構築してきた体験から、実践してきたことをお話します。この記事は、HSP気質があり、人付き合いが苦手な人向けとなります。
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人の顔色を気にしてしまうHSPさんは、何かと無理をしがちです。自分ができそうなことから始めてみましょう。と言いつつ、受け身のままでは変わりません。
慣れてきたら、たまに自分から話しかけてみましょう。”たま〜に”で良いと考えています。
多くのアドバイスは、”自分から話かけましょう”というものが大半です。しかし、様々なことに神経を張り巡らせ、人間関係にも神経を使うことは、HSP当事者には結構大変なことです。であれば、余力のある時やたまに話しかけるくらいなら、できそうな気がしませんか。
”たま〜に”ならできそうかなぁ
または、人間関係よりも仕事内容に集中してしまうと、さほど気にならなくなることもあるようです。スキルアップのため、仕事に熱中することで、人間関係を割り切る方法もあります。
これを極めたい!って言う気持ちが強いと、
気にならなくなるかもね
それでは、私が苦手なりに実践していたことをご紹介します。できそうだなと思うこところがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
早く馴染もうという気持ちが働いて、会話に入っていこうとやりがちですが、無理をして会話に入らずに、少し様子を見ます。その間に、どんなタイプの人か観察するのです。
相手もこちらがどんな人か気になっているのは同じです。焦らずにいきましょう。だからと言って、会話中、無視もできないので、笑顔でいることを意識しています。
初めは自分のことを知ってもらいたい為、いろいろと話さなくてはという気持ちになりますが、そこまで必死にならなくても良いと考えています。
それは、聞き役にまわることで、相手がどんなタイプか知ることができます。集団では、話し上手より聞き上手が重宝されることもあります。聞き手がいるからこそ、話し手が気持ちよく話せるのですから、大きな役割があります。
もし、自分が話す立場になった時、相槌があった方が、安心して話せる気がしませんか。その相槌にも、少しポイントがあります。なるべく、リアクションは気持ち大きめにしましょう。話を聞いてくれてる感が、相手に伝わります。
芸人さんほどのリアクションでなくとも、声のトーンを少し高くしたりするだけも違います。あまりにリアクションが大きいと、わざとらしく見えるので、加減が必要です。
「こんなこと聞いたら失礼かな」などと考えたりして、なかなか言えないことがありませんか。聞けそうだなと思ったタイミングでいいので、思ったことを質問してみましょう。勇気を出して、一度聞いてみると、その後、自然と会話ができているはずです。
「この人は話好きそうだなぁ」と思ったら、チャンスです。その合間に、自分の話を織り交ぜると、相手に自然と自分のことも知ってもらえますよ。
例えば、職場の休憩時間などに、何を話そうか悩んでしまう時もありますよね。無難に世間話をしても、その後沈黙になったりして、「相手の機嫌を損ねたのかな」と心配してしまうことはありませんか。
私は、「昨日あまり話すことがなかったから、今日はこれを話そう」と考えている日に限って、他の話題で盛り上がり、心配しなくてもよかったことがありました。
雑談で緊張してしまうのは、沈黙になる間を恐れているからです。無言の間があっても大丈夫です。相手も同じく、何を話そうか考えているんだろうなと思えば、焦る気持ちも薄れていきます。また、日頃から、気になったことなどをメモしておくだけでも、こういう瞬間に役立ちます。
まだお互いがどんな人かわからない期間であれば、相手の話を否定せずに受け入れる方が、その後も良好になります。
逆の立場になって考えてみましょう。知り合って間もないのに、話を否定された場合、特にHSPさんは、自分を否定された気持ちになることが多いはずです。
また、「それはちょっと違うのでは…」と思ったら、相手の話を肯定しつつ、自分の意見を伝える方法もあります。
言いたいことが言えないHSPさんには、少し勇気が必要かもしれません。この方法は、相手の人となりがわかってきてからでも良いでしょう。
人付き合いが苦手な人にとって、良好な人間関係を築くことは、心配事が多すぎてハードルが高く感じます。HSP気質も絡んでくると、より神経が過敏になりますよね。
全力投球で挑むのも良いですが、周りの雰囲気や相手のタイプを観察してから、関係を深めていくもの良いのではないでしょうか。無理をしやすいHSPさんだからこそ、できそうなところから始めてみましょう。