傷つくこと言われた〜!もう無理…
あの一言がとても引っかかるの…
忘れようと思っても、何度も思い出しちゃって…
つらい…どうやって立ち直ればいいのやら…
繊細なHSPさんは、人の何気ない一言で、とても傷つきやすい傾向があります。些細な一言でも、当事者には無数の槍が刺さるような感覚に陥るのです。そんなHSPさんが傷ついたり、凹んだりした時に行う対処法をこれからご紹介します。
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まずはじめに、自分のことを知りましょう。どういうことかと言うと、これをすると癒やされる、
あれをする時間が好きだなと思うことをメモしておきます。次に、実際つらい状況になったら、メモ通りに、ひとつひとつ実行していくのです。
今、それを思い出す余力もないくらに、凹んでるんだけど…
そうだよね、これは気持ちが落ち着いたら、ぜひ実践してみて欲しいな
では、今まさに思考停止状態に近い人向けの対処法として、行動と思考に分けて詳しく解説します。今回は【行動編】をご紹介します。思考編については、次回の記事でご説明します。
行動して欲しい方法は、以下の通りです。
- 泣く
- 気持ちを書き出す
- 人に話す
- 自然の音楽を流す
- 動物と触れ合う、動画を観る
それでは、一つずつ解説していきます。
ひたすら泣きましょう。ひとりになれる空間で、涙が枯れるくらい泣くのです。仕事中ならトイレの個室や休憩室、自宅なら一人になれる場所です。泣くことはストレス発散にもなるため、感情を溜め込まず、ここで一気に発散します。
どうしても泣くことが難しい場合、感動する映画・動画などを観る方法もあります。もうこれでもかというくらい、飽きるまで泣くと、気持ちが少し落ち着いてくるのを実感できます。身体でわかりやすい状態は、喉が詰まる感じなどが無くなっているはずです。
泣きながらでもいいですが、紙につらい気持ちを吐き出しましょう。人に見せるものではないので、今思っている気持ちを全て書き出すのです。普段使わないようなひどい言葉が出てきても大丈夫です。この時、自分を攻めるようなことは書かないでください。余計、自己嫌悪に陥ってしまいます。
書き出すポイントは2点あります。
- 出来事をありのままのに書き出す
- その時、自分がどう思ったのか、感じたかをひたすら書き出す
つらい出来事について、白黒つけずに、出来事をそのまま書きましょう。「○○が△△と言った」、「○○が△△な行動をした」など。これは、出来事が「あった」ことを理解するために書き出します。ここに書かれた出来事は、次また同じことになっても、対応可能なサンプルとして使うことができます。
できれば、二度とこんなつらい気持ちにはなりたくないけど…
そうだね、つらすぎる場合は、
気持ちだけ吐き出すだけでもスッキリするよ
気持ちが落ち着いてきたら、信頼できる人に話しを聞いてもらいましょう。人に話すことで、スッキリすることはもちろんですが、新たな気付きもあるからです。
ここで話す相手ですが、自分の気持ちに寄り添ってくれそうな人に話すのをオススメします。
逆に「それは違うよ」と、アドバイスタイプの人に話すのは、自分の気持ちが落ち着いて、冷静になった時に話した方が、自己嫌悪に陥るのを回避できます。
そういう話せる人がいない場合は?
話し相手になってくれるサービスもあるので、検索してみるといいかも
音に敏感なHSPさんにオススメなのが、小鳥のさえずりや川のせせらぎだけ流れている自然音を聴くことです。
自然音はネイチャーサウンドとも呼ばれており、リラックス効果が科学的にも実証されています。これを聴きながら、目を閉じるだけで、だいぶ気分が楽になります。
私はYouTubeで、自分好みのネイチャーサウンドを集めたリストを作成し、流しっぱなしにしています。
雨の音、焚き火の音、波の音など様々な種類があるので、自分が一番リラックスできる音を探してみるのはいかがでしょうか。
これならすぐできそうな気がする!
近年、アニマルセラピーの効果が注目されています。病院や介護施設にて、患者さん達と触れ合う動物のことです。
そこで、日頃から動物やペットと触れ合うことをオススメします。動物の毛並みや体温を肌で感じることで、気分がリラックス効果が期待できます。
ペットが買えない方は、動画を観るだけでも効果があり、こわばった顔もゆるくなってくるのを実感できるはずです。
また、動物のぬいぐるみも良さそうです。大人になると、ぬいぐるみを持っている人は少ないかもしれませんが、
手触りのよいものに触れることで、癒やし効果が期待されます。
最近では、しっぽのついたセラピークッションというものがあります。このタイプですと、クッション機能も兼ね備えているため、インテリアに馴染みやすいのではないでしょうか。
気分が落ち込んだ時は、一番に感情を吐き出すことが大切です。そして、自分を責めないことも忘れないでください。
HSPさんはこういう時、自分を責めがちであるということに気づき、自分を癒やす環境に身を置きましょう。これ以外にも、自分の気持ちがスッキリすることがあれば、取り入れてみるのもいいですね。