何を話していいのか、わからない…
雑談になると、緊張しちゃうなぁ
人見知り全開になってしまう
こんにちは、はねです。
私も雑談が苦手です。
HSP気質がある人は、雑談が苦手な傾向が多いとされています。中でも内向型HSPに多く見られます。よくある雑談克服法を試しても効果がイマイチであれば、内向型HSPには合っていない可能性があります。
そこで!この記事では、内向型HSPが無理をしなくてもできそうなことをご紹介します。
この記事を読むことで、雑談に対する苦手意識が薄れます。無理なくできることを5つに厳選しているので、取りくみやすいです。
一番取りくみやすいのは、『無理に話さなくてもいい』ということです。
え?これだけ?!簡単そう!!
好きなところから読む
HSP気質の人は深い話を好むと言われています。物事を深く考える傾向が、会話でも反映されているのです。たとえば、こんなことを深くもぐって考えています。
- 生きるとは何か?
- なぜ生まれてきたのか
- あの人の話の裏にはどういう意味があるのだろうか
哲学的なことや言葉の裏にある心理を考えます。そのため、ゴシップや世間話といった話題が軽く感じられ、それほど重要だとは思いません。
ペンギンはなぜ飛べないのだろうか
相手に嫌われたくないという心理が働いています。「こんなことを言ったら何と思われるだろうか」と考えてしまうため、言いたいことが言えません。
周りの目を気にしてしまうため、本音を言えないことが多いです。あとから、「ああ言えばよかった」と思い、自己嫌悪に陥りがちです。
家に帰って一人反省会開いてるかも…!
3人以上の会話になると、ほぼ発言するタイミングがありません。「あの人はこう言っていて、この人はこう言っているから〜…」などと、いろいろと考えているため、会話のテンポが早い時はついていけないことが多いです。
ひとつの話題について、深く考えて発言するため、考えている間に話題が変わっていることがあります。
本当はじっくり会話したいんだよなぁ
雑談が苦手な要因のひとつに、「無言になる間」が苦手な人は多いです。この「無言の間」を恐れなくて大丈夫です。よっぽどのおしゃべりさんでないかぎり、誰でも少しの間ができます。
実はこの沈黙、チャンスの間でもあります。もし、自分から話したい時に便利です。
この間をねらうとタイミングよく話せます!
どうしたら少しでも苦手意識がなくなるの?
私が実践している、無理なくできそうな対策があるよ
一番取りくみやすい方法は、冒頭でお話した『無理に話さなくてもいい』ということです。これは、『自分が話せるタイミングまで聞き役になる』という意味です。
HSP気質がある人は、相手を思いやる気持ちが強いせいか、「雑談なのだから、自分も何か話さなくては」と思いがちですが、その意識を捨てて大丈夫ですよ。
なぜなら、相手の話を聞く『聞き役』にまわるだけで、すでに雑談が成立しているからです。
話し手と聞き手の図式だね
この方法をベースにしながら、これからご紹介する5つを実践してみてください。
- 相づちを工夫する
- 日頃からネタを探しておく
- 笑顔で話を聞く
- 相手の話に興味を持つ
- 気持ちを伝えてみる
普段、どんな相づちをしていますか?ただ、うなずいているだけだと、相手は物足りなく感じています。
ポイントは、声のトーンを普段より少し高くして、リアクションすると効果的です。あまりにリアクションが大きすぎると、わざとらしく見えるので、注意しましょう。
たったこれだけですが、相手も気持ちよく話せますし、「話をちゃんと聞いてくれている」という安心感を与えることができます。
逆の立場だったらと考えてみると良いのかな
とっさに話せるように、ネタをストックしておきましょう。普段から話のネタをメモしておくのもオススメです。話題は何でも大丈夫です。
たとえば、昨日見たドラマ、ニュースで紹介されてた便利グッズの情報、SNSで話題の記事など、自分の身近な所にネタは転がっています。
こんな話つまらないかな…って考えちゃうな
そもそも雑談とは、とりとめもない話をすることです。自分で「こんな話つまらないかな」と思っていても、相手にとっては「おもしろい」と感じるかもしれませんよね。それは話してみないとわかりません。
話題の内容によりますが、深刻な話でなければ、笑顔を心がけると良いです。ほほえむくらいの笑顔で話を聞くと、相手も悪い気はしないでしょう。自分から話すのが苦手なら、笑顔で相手の話に集中することです。
最初から最後まで、ずっと笑顔でいるということではありません。話の中で笑顔になるポイントがあるはずです。そのタイミングさえ適度に合えば、円滑なコミュニケーションを築いていけます。
相手の話に興味を持てていますか?深い話がしたいのに、軽い話題ばかりで興味が薄くなってはいませんか?軽い話題でも、相手の話に興味を持ちましょう。
興味がわくと、「?」という疑問が出てくることもあります。その時、自分が抱いた疑問を投げかけてみるのです。それだけで雑談に参加しています。
雑談はいろいろあります。共感したり、ヒントをもらえたり、アドバイスできる内容かもしれません。軽い話の中にも、発見があります。
相手の話を聞いて、自分がどう思ったか感情を伝えてみましょう。自分の発言について、相手がどう思うか気になるとは思いますが、相手の気持ちは相手にしかわかりません。
あなたが「こう思っているはず」と思っていても、実際は全然違うことがあります。最初は恐怖心があると思いますが、勇気を出して、自分の気持ちを伝えてみることが大切です。
それによって、「共感してくれた」「そういう考えもあるか」など、相手のとらえ方は様々です。相手の感情まで想像しなくても良いでしょう。と言っても、人を傷つける言葉ではなく、常識の範囲内で気持ちを伝えてみるのです。
まずは、無理に話そうとしなくても、聞き役にまわることから始めてみます。そして、無言の間をおそれないことです。そのために、日頃からネタをストックしておく方法をお伝えしました。
雑談は聞き役にまわることで、成立しています。聞き役は重要なポジションです。
もし、相手も自分と同じような雑談が苦手なタイプであれば、気持ちがわかるのですから、自分から話かけるなどの行動ができると良いですね。
- 無理に話さなくてもいいというマインドをベースにする
- 無言をおそれない
- 相づちを工夫する
- 日頃からネタを探しておく
- 笑顔で話を聞く
- 相手の話に興味を持つ
- 気持ちを伝えてみる