人間関係が煩わしく感じたり、急に連絡が取れなくなった人はいませんか?
それはもしかすると、【人間関係リセット癖】の可能性もあるかもしれません。
人間関係リセット癖って何?
これは病気ではなく、心理状態のことを指しています。
現代ではSNSでの交流が盛んとなり、
連絡手段のひとつとして、SNSはそのポジションを確立していますね。
この常に人と繋がっている状態に疲れ、
人間関係をリセットしたくなる心理状態のことを「人間関係リセット癖」と呼びます。
病気ではなく、心の問題であるため、
どうしても症状が改善されない場合は、心理カウンセラーへ相談してみましょう。
それでは、どういう行動を取るのか、一例をご紹介します。
該当するか、チェックしながらご覧ください。
- LINEで相手の友だち一覧に、自分の名前が表示されている状態が嫌
- 連絡先を変えて、ひとりずつ教えるのが面倒くさい
- やり取りが煩わしく感じて、辞めたい
LINEで相手の友だち一覧に、
自分の名前が表示されている状態が嫌という思考は、
完璧主義の一面があります。
気にならない人は、「相手をブロックしたらいいだけ」と考えますが、
自分の痕跡を完璧に消したいため、ブロックだけでは物足りなく感じます。
この白黒つけたい傾向は、HSP気質の人も、多く該当する人がいるかもしれません。
- 職場に苦手な人がいる場合や気まずい雰囲気になると、辞めたくなる
- 話しやすい人、自分と似たタイプの人がいない
- 転職をして、新天地で新たな人間関係を築きたい
人間関係を良好に築くことに、苦手意識があります。
職場では、様々なタイプの人達と仕事をしなくていけません。
例えば、注意されると自分を否定された気持ちになり、
相手との壁を自ら作ってしまう傾向があります。
- 環境を変えて、一からやり直したい
- 引っ越しすることで、人間関係もリセットしたい
- 誰も知らない土地で、再スタートしたい
友人関係や親しい間柄においても、
ある程度の距離を保ちたいのに、そのことを伝えられません。
嫌なことをはっきり言えないため、
環境をリセットして、一から再スタートした方が早いと感じるのではないでしょうか。
- 人から、いい人と思われたい
- 話す話題が見つからない
- 人と関わるのが怖い
人の顔色が気になってしまうため、気疲れすることが多いです。
「こんなことを言ったら、失礼だろうか」、
「どういう返答が良いだろうか」などと考えてしまい、
自分の意見をなかなか言えません。
相手のことを思いやれる、優しい気持ちの持ち主であり、傷つくことが怖いのかもしれませんね。
相手との関係性や人の顔色が気になって、
こんなに神経を使うくらいなら、リセットしてしまおうと考えてはいませんか。
心理的な癖を治すのは、なかなか難しいです。
気軽にできる方法は、衝動的にリセットする前に、そのことを考えるのをやめてみるのもひとつの手です。
1日、3日、1週間…など期間を決めてみると、リセットしなくても、気にならなくなります。
実際、私もSNSを削除したい癖があります。
その時、一度踏み止まり、他のことへ意識を向けると、自然と気にならなくなりました。
私の場合、メンタルが落ち込んでいる時に、発動しているような気がします。
興味のあることや熱中できるものへ意識を向けることで、
人間関係をリセットする重要度が低くなります。
それでも難しい場合、心理カウンセラーといった専門家に相談してみましょう。